1927製作「つばさ」を鑑賞

2020年03月10日 近況

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2020年3月9日(月)16:15~
新宿シネマートで、第一回アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した「つばさ」を鑑賞してきた。
かつて読んだ「活動狂時代」児玉数夫著のなかに、「航空映画、空中戦物は、すべて、この『つばさ』を起点としている」という一文があって、機会があったら是非一度観ておきたいと思っていた作品であった。
チャールズ・ロジャース、リチャード・アーレンのダブル主演、クララ・ボウ、若き日のゲーリー・クーパーも出演するこの映画は、1927(昭和2)年に、パラマウントで製作された12巻の大作である。
このところ、この時代の映画を連続して上映して頂けていることに感謝している。
2月上映の「十誡」もよかった。
さすが、映画大国アメリカの映画である。同時代の邦画とくらべて、圧倒的に金の掛け方が違う。
ところで、この映画の脚本は、ホープ・ローリング女史とルイ・D・ライトンのふたりが担当している。
アメリカでは、こうした戦争ものも、女性シナリオライターが書いていたことを確認できてよかった。

本日3/10(火)18:30~、2回目が上映される。活動弁士・佐々木亜希子氏、楽士・永田雅代氏

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